ニュースリリース
ウィンターセミナー「人間の安全保障開発とエネルギー科学」を実施しました(2016年1月12日~1月22日)

ウィンターセミナー「人間の安全保障開発とエネルギー科学」を実施しました。(2016年1月12日~1月22日)

エネルギー科学研究科と人間の安全保障開発連携教育ユニットの共催によるウィンターセミナー「人間の安全保障開発とエネルギー科学」を本学で開催し、150名以上の応募者から選抜されたASEAN諸国および韓国の学部学生28名が参加しました。本プログラムは、本学の国際化支援体制強化事業(エネルギー科学短期研修プログラム)および文部科学省大学の世界展開力強化事業(「人間の安全保障」開発を目指した日アセアン双方向人材育成プログラムの構築)の一環として実施されました。なお、この研修は2単位相当のプログラムであり、参加学生は所属大学が承認すれば相当の単位数が認定されます。

参加学生は、エネルギー科学研究科、エネルギー理工学研究所、工学研究科、経済学研究科、人間の安全保障開発連携教育ユニットの教員による「人間の安全保障開発入門」「エネルギー問題の現状」「エネルギー効率」「エネルギー技術」「蹴上水力発電所の歴史」「太陽光発電」「電力システム工学」「エネルギーと持続可能性」「風力発電」「二酸化炭素削減技術」「電力市場」の11の講義を受講しました。

 また、関西電力姫路第二発電所、日本毛織メガソーラー、蹴上水力発電所、琵琶湖疎水と蹴上インクラインへの見学を通して、各種エネルギー技術の基礎と日本におけるそれらの利用状況、さらに、今後それらの利用を拡大するための社会的・経済的・技術的諸課題について学びました。

 研修期間を通して、学生は五つのグループに分かれてディスカッションを行い、期間の後半には、二度にわたってグループプレゼンテーションを行いました。各グループは、課題「架空の国における2030年のエネルギー需要の推定と供給システムの開発」に取り組んだ成果を1回目のプレゼンテーションで発表した後、本学教員のフィードバックを受けて更に議論を深め、研修最終日の2回目のプレゼンテーションに臨みました。プレゼンテーションでは、技術および政策的観点から「エネルギー安全保障」「経済的効率」「環境安全」「安全」を考慮しながら、一定の条件下にある架空の国における再生可能・非再生可能エネルギーの「ベスト・ミックス」について発表を行いました。また、プログラム期間中に京都市内および八幡市にて日本文化を体験しました。

工学、化学、バイオテクノロジー、開発学、国際関係論、政治学、環境学、コミュニケーション学、経済学、法学等、さまざまな分野を専門とする8か国28名の学生が参加したこの研修は、国籍や分野を超えて「人間の安全保障」や「エネルギーと環境」について多様な視点から議論する機会となり、彼らにとって貴重な体験となりました。

   

関西電力姫路第二発電所見学                日本毛織メガソーラー見学(明石土山)

   

坐禅体験(八幡市)                 エネルギー科学研究科国際英語コースワークショップ

    

最終日グループ発表                          送別会